技術士 過去問と 2023年度予想問題(道路)設問Ⅱ-1

2023年4月10日

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Koyomi

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職歴:建設コンサル→総合系コンサル
資格:技術士(総合技術監理、建設)、PMP、応用情報技術者、TOE(交通工学研究会上級技術者)など

今回は、設問Ⅱ-1(用語の知識)について、交通計画系で予想される出題内容と解答案作成に必要な資料をピックアップしてみました。キーワード抽出、解答案作成の参考になればと思います!予想出題内容は、交通工学関連と制度・ガイドライン関連に分類して整理しました。

(1)交通工学関連の予想問題

①交通需要推計、費用便益分析

過去10年で2度出題されているので、今後も出題の可能性が高いと思います(今年度、都市及び地方計画でも出題されました)。

・交通需要推計の手順(2021年度)

・基本三便益の内容と算出方法(2013年度)

交通状態を表す指標

過去に設計時間交通量について出題されていますので、今後も類似キーワードでの出題の可能性があると考えています。

・設計時間交通量の概念と設定の考え方(2020年度)

・30番目時間交通量の概念と設定の考え方

・飽和交通流率の概要と推定方法

③道路構造

縦断勾配、最小曲線半径などについて過去出題されています。対象を変えて数年に1度出題されているので、出題の可能性が高いと考えています。

・視距の概念と設定の考え方

・縦断勾配(2022年度)、横断勾配の概念と設定の考え方

・最小曲線半径の概念と設定の考え方(2019年度)

・設計速度の概念と設定の考え方

・信号現示の概念と設定の考え方

・車線数の設定の考え方

④道路機能

道路機能についても過去出題されています。今後も類似キーワードでの出題の可能性があると考えています。

・道路が有する空間機能(2013年度)

・道路が有する防災機能

以下の書籍に交通工学系の知識が網羅的に整理されているので、参考にしてみてください!

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(2)制度、ガイドライン関連の予想問題

国土交通省が推進している事業に関係する、制度を抽出しました。これらの制度概要、目的、具体の活用方法などについて出題の可能性があると考えています。

国土交通省のHPに情報が整理されています!

・道路啓開計画

・無電柱化促進計画

・バリアフリー法に基づく道路移動等円滑化基準

・第11次交通安全基本計画

・重要物流道路(2019年度)

・歩行者利便増進道路(2020年度)

・立体道路制度

・交通拠点の機能強化に関する計画ガイドライン(バスタプロジェクト)

重要物流道路(2019年度)

自転車活用推進計画(2018年度)

まとめ

最後まで読んでいただきありがとうございます!技術士勉強方法、過去問分析結果の記事も是非ご覧ください!