技術士 勉強方法(3ヶ月で合格できた勉強方法)

2023年4月24日

サイト運営者/Consultant
Koyomi

コンサル経験を活かしたサービスをご提供しています(調査・分析/構想策定・企画立案支援/資格取得支援など)。また、ブログでコンサルノウハウや技術・業界情報も発信してます!
職歴:建設コンサル→総合系コンサル
資格:技術士(総合技術監理、建設)、PMP、応用情報技術者、TOE(交通工学研究会上級技術者)など

技術士取得を目指している皆さんは、日々の仕事の忙しく、勉強の時間の確保が難しいですよね。年度が明けてから、休日を返上し、なんとか時間を捻出して勉強し、ある程度納得のいく解答ができていても結果がついてこない方も多いかと思います。私も同じような状況でもがいていましたが、以下の勉強方法で3ヶ月トレーニングしたところ建設部門、総合技術管理部門に合格できました!それは、以下の3つを繰り返すことです。


合格答案を読みキーワードを抽出

キーワードを組み合わせて解答案を作成

解答案を何も見ずに再現できるようにひたすらアウトプット


技術士2次試験の合格に必要なスキルは、問われていることに対し、採点者が設定したキーワードの60%を入れ込んだ文章を時間内に書くことです。このアウトプットに直結するトレーニングをいかに多く積むかが重要となると考えています。資格試験となると参考書を一から読んだりしてしまいがちですが(私もそうでした)、最も得点アップに直結する時間対効果が高い勉強を繰り返し、少ない勉強時間の中で、確実に合格を掴み取りましょう!

合格答案を読みキーワードを抽出

技術士試験では、採点者が設定しているキーワードを解答に含めないと得点にはなりません。このキーワードは公表されていないため、予測して準備しておく必要があります。その一番の近道が合格者のA判定の答案や書籍の解答例からキーワードを抽出することです。私は書籍2冊、以下のURLからダウンロード可能なA判定論文を購入し、制度、法律、制約条件、検討手順、留意点などのキーワードなりそうなキーワード、文章をマーキングしていきました。

合格論文収集先①:対策本

最近は対策本が多く出ているので、受験分野のキーワードが充実しているものを選ぶことをお勧めします。

合格論文収集先②:SUKIYAKI塾

SUKIYAKI塾では、様々な分野の合格者論文が購入できます。プランは、1試験単位での個別購入とフリープランがあります。過去数年分収集する必要があるので、フリープラン(今年度は4000円)をお勧めします。

②キーワード(文章のパッケージ)を組み合わせて解答案を作成

キーワードがある程度揃ってきたら、その組み合わせで過去問の解答が作成できるようになります。過去問5年分程度(余裕があれば7年)について、集めたキーワードで解答を作ってみてください。この作業でキーワードが不足していると感じたら再び①に戻り、キーワードを抽出し直します。

③解答案を何も見ずに再現できるようにひたすらアウトプット

ここが最も重要です。解答案ができたら、様々な方法でひたすらアウトプットしてください。資格試験の勉強では、インプット1:アウトプット3くらいの時間配分が良いそうです。(以下の書籍は、効率的な資格試験勉強についてのテクニックが多く書いており、どれも効果的ですので、勉強を開始する前に読んでおくと勉強時間に対する効果がグッと上がると思うので、お勧めです!)

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感想(1件)

過去問通りの問題は出ないので、キーワードを使いこなせるようになっている必要があります。キーワードの組み合わせで過去問への解答ができるようになっていると様々な問題への対応が可能になります。私の場合は、以下の3つのアウトプットを中心に実施したので、参考にしてください!

(1)電車内でのイメトレ

まずはキーワードがある程度頭に入っている必要があるので、キーワード単位でアウトプットを開始しました。ある程度頭に入ってくると、複数のキーワードを組み合わせて実際の過去問に回答できるようになります。

その後は、技術士会のHPで、過去問が見れますので、スマホで問題をみながら頭の中でキーワードを組みあわせて解答を組み立て、携帯のメモに箇条書きしていました。

(2)場所があれば、紙に書く

出張などで行程に余裕があるときは、新幹線の中や、現場近くのカフェなどで、キーワード、過去問回答をノートに書き出していました。

(3)アウトプットの検証

これらのアウトプット結果を時間のある時に、②と比較し、間違っている箇所、不足していた項目を赤ペンで追記していきました。赤字が頭に入っていない箇所なので、試験前には、自分オリジナルのチェックノートが出来上がっています。

この作業を繰り返していくと強烈に頭にインプットされますので、試験の時も書くべきキーワードが決まってしまえば、ペンが止まらなくなります。合格した試験では試験時間30分ほど残し、解答が完成しました。

まとめ

いかがだったでしょうか?上記勉強方法で3ヶ月程度の勉強期間で合格できたので、今から準備をしていけば合格率はかなり高くなると思います。

今後は、より具体の対策、作成した解答案例、予測キーワードなどの情報を発信していこうと思います。最後までお読みいただきありがとうございました!