日本におけるドローン規制について
調査や動画撮影へのドローン活用を目的にリサーチした結果です。規制が厳しいのでドローンによる空撮予定の方は参考になると思います。また、規制なしで空撮可能な方法もご紹介しております。
※2024年3月時点の情報ですので、活用の際には最新情報をご確認ください。
場所
- 「航空法」と「小型無人機等飛行禁止法」の2つにより規制されており、その他にも法律や条例による規制があり、違反しないよう注意して飛行ルートを選定する必要がある
- 他の地域では問題なく飛行できた場所でも、違う地域では禁止されていたり許可が必要な可能性がある
許可申請が必要なエリア
- 150m以上の高さの上空
- 空港周辺の空域
- 人工集中地区 (DID地区) の上空
≪DID地区のMap(都市部はほぼ許可申請が必要です)≫
禁止区域
- 国会議事堂
- 首相官邸
- 危機管理行政機関
- 最高裁判所庁舎
- 皇居・御所
- 政党事務所
- 外国公館
- 自衛隊施設・在日米軍施設
- 空港
- 原子力事業所
その他規制エリア
- 私有地の上空
- 道路での離着陸
禁止・遵守事項
- アルコールや薬物などの影響下で飛行させない
- 飛行前確認を行う航空機または他のドローンなどとの衝突を予防して飛行させる
- 他人に迷惑を及ぼすような方法で飛行させない
その他承認が必要な飛行
- 夜間飛行
- 目視外飛行 (肉眼で見えない範囲での飛行)
- 人や物との距離が30m未満になる飛行
- お祭りやイベントなどの上空での飛行
- 危険物の輸送(農薬散布など含む)
- 物を投下すること (農薬散布など含む)
必要な許可・申請
許可申請なしで空撮する方法
パワードパラグライダーにより、ドローンが飛行できない主要市街地(DID)を撮影可能
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